「ブログは見た目」となっているブログは、未だに多いです。
ところが業界大手の資生堂、トヨタ、エルメスのホームページはシンプルです。
ここに挙げた会社は思いつきですが、大手企業であることに違いはないです。
これらに共通するのは、シンプルさと表示速度の速さです。
ブログの見た目が凝った感じになるほど読み込む情報量が多くなるため、表示されるのに時間が掛かります。
しかも見た目が凝るほどに、何がどこに表示されているかが分かりにくくなります。
ホームページ・ブログは自社の看板ですが、「中を見て貰うこと」が目的にあります。
気になった事を素早く見つけて貰い、次のアクションに繋げて貰うための作りになってないと、顧客の不満に繋がっていきます。
大手の場合は顧客の不満になりますが、もう一度ブログから始めようとしている人の場合は「離脱」に繋がります。
ブログに凝ってしまうことで、機会損失を生み出していることに気がつけるかどうかです。
シンプルに分かりやすいホームページ・ブログは昔から求められていましたが、結局、今も同じように求められています。
見た目に凝った方が成果が分かりやすいので好まれるという弊害がありますが、そこに意識を向けている限り、なかなか売れません。
また、分かりやすいブログはまだ作りやすいですが、表示速度を速くするのはいろいろと難しく、私自身試行錯誤を繰り返し1秒台が限界です。
見栄えの良い形式を使うと一気に3秒~4秒からそれ以上になったりします。
自己満足を優先するか、読み手の利便性を優先するかとなれば、答えは一つです。
出来るだけシンプルに分かりやすい見た目にしていくことを追求できれば、それだけで利便性が高まります。