売りたいモノ・サービスがあるとき、それらが生まれる過程があります。
甲府の近所に「おばあちゃんたちの店」があります。
ここは昔からある地域のおばあちゃんたちが作ったモノを売れる場所みたいになってます。
話によると、おばあちゃんたちのお小遣いに出来れば良いぐらいの意識で、野菜・果物、その他諸々が持ち寄られ販売されています。
日にちや時間帯によっては無人販売になっています。
鮮度は良く、味は素朴かなと思います。
価格は良心設定(モノによっては「?」の高価格もある(笑))なので、ちょっとついでにというのに良い感じです。
販売の手間を掛ければもう少し売れると思いますが、利便性の良い場所でもないのでこれぐらいが良いのかもしれません。
メルカリなどで販売しても、結局送料・手数料で地元で買うのと同じぐらいの価格になります。
ただこういう場所は「モノ」を売るよりも、「暖かさ」をセットにして売るほうが売れやすいです。
おばあちゃんたちのことを書いたり、育てている環境を紹介したりしていくと、「買ってあげたい」となるかもしれません。
実際、あの場所に行くと、おばあちゃんにお金が行くなら買うかな~みたいになります(笑)(味は二の次)
こんな感じの話にならなくても、売りたいモノ・サービスを作るときには色々と過程があるものです。
それを一つずつ紐解き、ブログに載せていきます。
誰もが知っている商品・サービスでさえCM等で過程が紹介されていますし、それを手に入れる事での未来を見せてくれています。
大手でさえ過去と未来を見て貰わないと売れにくいのです。
個人レベルでやるなら必須といっても良いほどです。
個人の規模は小さいので、ストーリーをこつこつ書いてもアクセスが爆発することはないかもしれません。
でも、気になった人が見続けてくれることで、関心を持って貰う事ができ、購入や申し込みに繋がる可能性を高めてくれます。
ストーリーそのもの自体が共感を生んでくれるので、気持ちが動きやすくなるからです。
「おばあちゃんのお小遣いになるなら」みたいに勝手に気持ちが入ることもありますし、どこに共感ポイントがあるか人それぞれです。
そのきっかけを作り出すためにストーリーを細かく書いていくことです。
それを読んでくれる人は、もうあなたのファンみたいなものなので販売に繋がりやすくなります。