「アマゾン・楽天市場・ヤフオク・メルカリに出しても売れない理由は「売る場所」でしかないから」でお話しているのですが、商品を通販サイトに載せるだけで売れる時代ではありません。
商品を通販サイトに載せるだけで売れるのは「有名な商品」です。
有名な商品を取り扱う業者は多いので、ここで価格競争が生まれてしまい、安くしないと売れなくなります。
もっと安くするとなるとヤフオクやメルカリ、ラクマなどで中古を手に入れる形になったりします。
安くしても売れるのであれば良いですが、大抵は安くしても売れないです。
類似商品でもっと良いものが同じぐらいの価格で手に入るからです。
お先真っ暗みたいな話し方をしていますが、「大手通販サイトに載せても売れるモノではない」というのを身にしみているからです。
ネットでモノやサービスが売れないわけではなく、有名サイトに載せれば売れるわけでは無い、という話です。
特にアマゾンの場合はその傾向がハッキリしていて、有名商品じゃないと売れにくいです。
楽天市場の場合はモノによっては有名商品じゃなくても、関心を引くことが出来る商品であれば売れる可能性があります。
それは楽天市場の販売ページが「物語」になっている商品が多いからです。
テレビショッピングや店頭の実演販売が売れるのは、「これが欲しいかも」と思わせるストーリーがあるからです。
品物をそこに置いているだけよりも、どういう経緯でここに品物が置かれるようになったのか、購入するとどんな未来が待っているのかを知って貰えた方が、圧倒的に売れやすくなります。
楽天市場の販売ページはどこに何があるのか分かりにくいですが、「読ませる」という点において秀でています。
それなら楽天市場を使えば良い!とならないのは、楽天市場までお客さんを引っ張ってくる必要があるためです。
そこまで有名な商品で無くても、類似商品で表示されることもありますし(お金も掛かるけど)、見て貰える機会がゼロではありません。
ただ、見栄えの良く名前が知れたところが売れやすく、楽天市場の仕組み上、お金を掛けたショップの方が上位表示されやすいため、他で集客が出来ないと売れにくいので、楽天市場でどうこうするのはお勧めしていません。
楽天市場は売れているページを一通り読み込んでいくだけでも、ヒントがたくさんありますので、それを真似ながら楽天市場でショップを作るのでは無く、ブログを書く土台にしていきます。
ブログに商品やサービスの事を書いてくださいとお伝えしても、イメージが沸きにくいことがありますが、既にある販売ページなどを見ると書き方が分かってくるメリットがあります。
楽天市場を「売り場」とするのはもう少し後です。
今は如何にして商品・サービスについて伝えていくかを優先していきます。