「小さな起業」が良いと世間で言われていると思いますが、私も賛成です。
株の投資と同じで余力があることが大事です。
余力が無いほど打ち込んでしまうと、余裕がない分、焦りやすくなり自滅する可能性が高まります。
店舗を構える起業の場合、余裕が出るまでは店舗に全力の方が良いです。
ネットの作業は地味だし、積み重ねが必要なので、店舗との並行作業は難しいです。
一方で店舗を持たずに始める起業の場合は、名刺代わりにブログを育てていきたいです。
今はブログ以外にもお手軽に無料で使えるメディアがいくつもあります。
ネックになるのは「無料」部分です。
私はブログの相談を受けたときに重視しているのが、「自分でコントロール出来る部分を増やす」ことです。
無料ブログは最初は良いですが、慣れてきたら有料にしておきたいです。
理由は無料ブログがサービス終了したら、次に移るための労力が大きく、そこに時間がとられるからです。
これはホームページも同様ですし、他の「無料」と言われるサービス全てに関わってきます。
ネット上のメディアで「自分の意思でコントロール出来る」のは、現状ではブログかホームページぐらいしか思いつきません。
YouTubeもTikTokもツイッターも、いつでも運営者のルールで振り回されます。※これらの有料版も同様
メルカリやヤフオク、アマゾンも同じようなモノです。
運営者が「このアカウントはルール違反をしている」と裁定された瞬間に使えなくなります。
それは運営者として当然の権利ですが、利用者としては怖くて使い続けられません。
だから「ブログ」から始めるのは十分にありです。
ブログを広めるために、ツイッターなどを使うのは有効です。
ただ、ジャンル的に動画の方が良い場合もあります。
ビフォーアフターや途中経過を見ることが出来た方が良いジャンルであれば、ブログよりも必要性が高いです。
こういった場合はひたすら動画を撮りつつ、サービスの申込先としてホームページを持つぐらいでも良いです。
どちらもネットに載せる目的は「情報の発信」をきっかけにして、関心を持って貰うことです。
そのためには1つの情報だけではなく、こつこつと積み重ねていけるメディアが良いです。
文章を書くよりも動画の方が効率が良いなら動画が良いですし、動画でも良いけど文章の方が得意ならまずは文章でも良いです。
いずれにせよ、まずはネットに情報を載せてみます。
出来そうなことを一つずつ積み重ねていくと、それが内容(コンテンツ)になっていきますし、立派な情報発信になっていきます。
唯一気をつけた方が良いのは、商売のことを発信するのであってプライベートの情報は不要ということです。
この部分を気をつけることが出来れば、必要な情報を届けやすくなりますし、申し込んで貰いやすくなります。